
新鮮なワカメは、毎日の食事にもとても親しまれている素材ですね!生や乾燥、塩漬けにしてあるワカメ。今回はワカメの栄養や効果について調べてみます。
もくじ
ワカメの栄養は何が多いの?低カロリー?抗酸化作用も!
ワカメには、カリウムが豊富でほかにもナトリウムやカルシウムなどのミネラルが多く含まれています。
ビタミンや食物繊維も多く含まれて、私たちの健康や美容の維持に効果を発揮しています。
ワカメは低カロリーの食べ物で、カロリーや糖質がともに少ないです。
ダイエットをしている人にもおすすめの食材ではなにでしょうか?
ほかにも、クロロフィル、フコキサンチン、β-カロテンなど抗酸化作用を持つ色素成分も含んでいます。
老化防止のためにも、ワカメは身近な食材で毎日食べることが大切です。
ヨウ素とは?ワカメに含まれるの?自律神経に効果が!

ヨウ素はワカメに多く含まれる成分ですが、海水に多く含まれため海藻類や魚貝類にも多く含まれる成分です。
海藻類の中でもとくに多く含まれるのは「昆布」で、ほかの食品とは比べものにならないほどの含有量を誇っています。
毎日、昆布に含まれるヨウ素を取り入れようと思えば、よく和食に使われる「昆布だし」を使ってみることも。
ヨウ素の働きは、甲状腺ホルモンに働き自律神経の交感神経を刺激します。
代謝を促す効果があり、肌や髪などをきれいに保つ効果も。
美容面では肥満予防や美肌の維持に効果が高いですよ!
血圧や血糖値に効果!動脈硬化や便秘を予防する?生活習慣病予防効果に期待?
アルギニン酸やフコイダンといった水溶性食物繊維が多く含まれるワカメは、それぞれ、健康に対する効果が期待されています。
アルギニンは体内のナトリウムと結合して、ナトリウムの排泄をします。
そのため、血圧の上昇を防ぐことができるわけですね。
ほにも、コレステロールやツ糖質の吸収を抑制するので、血糖値の上昇を抑えてくれますよ。
それは、脂質異常症予防や動脈硬化予防にもつながり、生活習慣病を防いでくれます。
ワカメに含まれる水溶性食物繊維のアルギン酸やフコイダン。
腸内ではゲル状になり、有害な物質を外に排泄する働きも。
ミネラルとは?カリウムとは?さまざまな栄養素を含む食品!
ワカメに含まれる栄養素のうち、ミネラルは体の健康を維持したり、美肌や美髪などを維持することができます!
ミネラルのうち、カリウムが多く含まれ、細胞内の水分量や浸透圧を調整する働きもあります。
ナトリウムをうまく排泄し、高血圧の予防、むくみの解消にも効果があります。
ほかのミネラルではマグネシウム。
これは骨形成のための働きや、300種類の酵素の働きを助ける補酵素として働きます。
マグネシウムはカルシウムと深い関わりがあって、適量のカルシウムを細胞内に入れる役割をしています。
筋肉の収縮を促し、心臓などを正常に働かせる効果があります。
ほかにも味覚の維持に効果のある亜鉛や貧血予防に役立つ鉄分、カルシウムなどの栄養が多く含まれます。
乾燥ワカメ!水で戻すと何倍になるの?カルシウムアップ?

私たちがよく使う乾燥ワカメ!
料理では酢の物にすることで、カルシウムの吸収率がアップします!
乾燥ワカメには生のワカメをそのまま乾燥させた「素干し」タイプと塩漬けしたワカメを食塩水で洗ってから乾燥させた「カットワカメ」があるということを知っていたでしょうか?
乾燥ワカメを水で戻すと、素干しワカメで11倍、カットワカメで12倍と、もとの姿の何倍にも増えてきますよね!
ところでこの水溶性食物繊維は、お味噌汁などで煮ることで溶け出すことが多いです。
できれば、生のまま、酢の物やサラダにして食べると吸収率もアップしますよね!
まとめ
ワカメの健康効果として、育毛効果や生活習慣病予防、アンチエイジング効果、骨粗鬆症予防、美白効果、眼精疲労や子宮に関する諸症状、口腔内の炎症緩和などさまざまあります。また、成長を促進するとして成長期の子どもには欠かせない成分も入っています。