今年はまさに「ポケモンイヤー」と呼ぶにふさわしいほど、ポケモンに関するイベントが例年よりも多い年になっています。
ハリウッドでの映画「名探偵ピカチュウ」、ユニクロとのTシャツコラ「UTGP2019」、今冬にニンテンドーSwitch版「ポケットモンスターソード&シールド」が発売されます。
そして、7月12日から劇場版「ポケットモンスターミュウツーの逆襲EVOLUTION」が公開されました。
この映画は過去の劇場版第一作目「ミュウツーの逆襲」のリメイク版であり、オリジナル(ミュウツーの逆襲)は劇場版ポケモン映画史上最高の興行収入を誇りました。
果たして今作はオリジナルを超えることが出来るのかという事も楽しみの一つになっています。
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ミュウツーの逆襲 EVOLUTION の初週興行収入について
初週興行収入
「ミュウツーの逆襲EVOLUTION」の初週の興行収入は推定5億超といわれています。
これは、前年度の劇場版「ポケットモンスター みんなの物語」よりも高い数字になっており、前年度よりは約10%程度上回っており。
ポケモンイヤーというほどのポケモンコラボ、ハリウッド進出、リメイクによる話題性が結果として表れているといえます。
このままの調子で映画が公開されていけば最終的には推定35~40億の興行収入が見込まれるとされています。
しかし、オリジナルの映画の興行収入は約70億円超となっており、今もポケモン映画の最高興行収入を記録しています。
今作に隠された挑戦
2019年のポケットモンスターの盛り上がり方は異常なほどでポケモンイヤーにふさわしい年だからといってしまえばそれまですが、それだけではないように思います。
過去の劇場版第一作目「ミュウツーの逆襲」は驚異的な大ヒットを記録しましたが、それ以降ポケモン映画は毎年話題にはなりますが、興行収入的には右肩下がりになっていました。
世界では3DCG映画が主流になりつつあり、劇場版アニメというだけではその存在感を発揮するには難しい状況になってきていました。
そのため、3DCGアニメ化する事で世界へ意識を向け、リメイクする事で当時の「ミュウツーの逆襲」を観ていた世代は大人となり、2世代で楽しめる作品へと仕上がっています。
そして、今回の映画のテーマである「コピー(リメイク)はオリジナルを超えることができるのか?」という試みもひそんでいるように思え、そう考えると今作品がまた違った楽しみ方ができるのではないかと思います。
歴代のポケモン映画一挙放送
「ポケットモンスターミュウツーの逆襲 EVOLUTION」公開記念として、歴代の劇場版ポケットモンスターシリーズを一挙放送する「劇場版ポケットモンスター21作品一挙放送」というイベントが「WOWOW」から発表されています。
オリジナルの「ミュウツーの逆襲」以外にも、名作や感動する映画はたくさんありそれらが、一挙に観ることが出来る機会はそうそうありません。
まさに、ポケモンイヤーと呼ぶにふさわしい試みで、今までに公開されてきたポケモン映画がすべてみられるようになっています。
第一作目「ミュウツーの逆襲」から「ポケットモンスター みんなの物語」まで7/20~8/18までの土日で放送されます。
まとめ
任天堂から発売されたゲームボーイの1ソフトとして始まったポケットモンスターですが、今では日本を代表するゲームやアニメ、映画にまで成長し、世界でも認知される存在へとなりました。
今年はその盛り上がり方も例年にないほどです、リメイクされた「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」を是非映画館に足を運び観に行ってもらいたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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