
電動自転車と電気自転車は、電動機でも走行可能、ペタルでも走行可能な電動二輪車のことです。
ペダルをこがなければモーターが動かない電動アシスト自転車との混同を避けるために、
フル電動自転車と呼ばれることがあります。
エレクトリックバイシクル、イーバイク、ブースターバイクとも呼ばれます。
もくじ
電動自転車か?原付バイクか?メリットは

電動自転車にも原付バイクにもそれぞれのメリットがあります。
購入する場合には、それぞれの特徴や機能をよく踏まえ、よく比較してから購入するようにしましょう。
・電動自転車と原付バイクの違い?
電動自転車は人が漕ぐことを電気でアシストしてくれますが、バイクはガソリンや電力を使いバイク自身の力で走行するものです。
・免許について
電動自転車は免許は必要ありませんが、バイクは運転免許証が必要になります。
バイクは普通自動車の免許があれば運転することができます。
バイクの場合、ヘルメットの着用が義務付けられていますが、電動自転車には免許は必要はありません。
・速度制限について
電動自転車は時速24kmまでしか出ないようになっていますが、電動バイクの場合、スピードは時速100kmまで出すことができます。
ただ、公道の場合には時速30kmまでしか出すことはできないです。
どちらを購入する?価格では?おすすめは?

電気自動車は価格面ではどのくらいの違いでしょうか?
電気自動車の場合、メーカーや仕様によっても価格の違いはあります。
通常、新車で購入する場合は5~10万円くらいで購入できます。
メーカーでは国内のものが多く、有名メーカーで安心感のある電動自転車が人気です。
一方、原付バイクの場合、中古品であれば3万円くらいから購入することはできます。
新車で装備を十分にしたものは、40万円ほどかかります
電動自転車と原付バイク?税金はどうなっているの?

電動自転車には税金はかかりません。一方、原付バイクは重量税はかからないですが、軽自動車税はかかります。
軽自動車税は、90㏄までは2,000円、91~124㏄が2,400円かかります。
2つを比較してみて!どちらがおすすめ?

電動自転車と原付バイク、どちらかを購入したい場合、利用のしかたや特徴を比較して考えてみることがおすすめです。
原付バイクは免許が必要ですし、さまざまな交通のルールを守る必用があります。
たとえば、交差点を曲がるときには二段階右折、ヘルメットの着用、スリッパの使用禁止などがあり、スピードを出せば大きな事故にもつながってきます。
その点、電動自転車は免許は必要ありません。特別なルールは必要ないですが、普通の自転車と同じ規則を守ることが必要になってきます。
ただ、電動自転車は長距離には向きません。近所の外出用としておすすめです。
なので、少しの移動距離であれば、電動自転車の購入を、少し長い距離であればバイクを選ぶようにすればいいということでしょう。
原付バイク?正式名称は原動機付自転車?

原付バイクの正式名称は、原動機付自転車といいます。
排気量が50cc以下のものを第一種原付といいます。125cc未満のものを第二種原付といいます。
原付バイクを所持していると毎年、2,000円程度の軽自動車税を支払う義務が生じます。
以前は1000円程度でしたが、2016年から値上がりしています。
毎年、5月頃に納税通知書が届き、期限内にコンビニや郵便局などから支払うことができます。
排気量によっても税金の金額は変わってきます。原付二種の場合、2,000円から2,400円になります。
電動自転車とは?電動アシスト自転車とはどう違うの?

電動アシスト自転車の正しい名称は「電動アシスト付き自転車」です。
電気モーターで人の力をサポートしてくれます。
そのため、自転車に乗っている人がペタルを漕がないと動くこともありません。
電動アシスト付き自転車はあくまでも「自転車」という取扱いです。
電動自転車とは、乗っている人がペダルを踏むことなくスイッチの操作のみでスタートすることのできるものです。
公道で走行する場合には、原付免許が必要になります。また、自賠責保険やナンバーの登録をする場合があります。
法令では、ブレーキランプやウィンカーを付ける必要があります。
まとめ
原付バイクと電動アシスト自転車と比べてみると、電動アシスト自転車はバッテリーが高いということもいわれます。
原付きはガソリンを補給しなければならないし、年間ではけっこうかかる場合もあります。これらを比較してみることも必要です。